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盂蘭盆会報告
- 8月22日
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八月十七日、聞信寺にて盂蘭盆会をお勤めし、約五十名の皆さまにご参拝いただきました。講師には津垣慶哉先生をお迎えし、「人間とは? 仏さまとは?」と題してお話しいただきました。
「人間」という言葉は「人の間」と書きます。私たちは一人だけで生きているのではなく、多くの人との関わりの中に生きています。
講師は、人間が人間らしく生きる特徴として「手」と「言葉」、そして「死を意識すること」を挙げられました。
手は、仕事をしたり、手紙を書いたり、誰かの手を取ったりと、私たちの生活を支えています。普段は当たり前に使っているからこそ、使えなくなったとき、そのありがたさに気づかされます。
また、言葉によって人とつながり、思いを伝える一方で、言葉によって人を傷つけたり、誤解が生まれたりもします。そのような「手」や「言葉」をいったん止め、仏さまに心を向ける姿が「合掌」であり、「南無阿弥陀仏」のお念仏なのだとお話しくださいました。
続いて「仏さま」とは、インドの言葉で「目覚めた人」という意味です。私たちは目が覚めているつもりでも、大切なものに気づかずに生きています。「贅沢な暮らしはお金で買えても、当たり前の暮らしはお金では買えない」という言葉を紹介され、健康や家族との暮らしなど、失って初めてそのかけがえのなさに気づくことがあると教えていただきました。
仏さまは、当たり前と思っている日々の中にある大切なものに気づかせ、目覚めさせてくださるお方です。そして浄土真宗では、その願いを阿弥陀さまの本願として聞かせていただきます。
亡き方々を偲ぶ盂蘭盆会。そのご縁を通して、今ここに生きる私を願ってくださる仏さまの願いを、あらためて聞かせていただくひとときとなりました。



