永代経のご報告(6月21日)

六月二十一日(日)、聞信寺において永代経法要を厳修いたしました。
当日は梅雨の時期にもかかわらず、約五十名の皆様にご参拝いただきました。
法要に先立ち、十一時よりお斎をいただきました。十三河原・新代・扇島地区の皆様が心を込めて手作りしてくださったちらし寿司が振る舞われ、久しぶりに顔を合わせる方々との会話も弾み、和やかなひとときを過ごしました。ご準備くださいました皆様に厚く御礼申し上げます。


午後からはお勤めの後、久留米市真教寺住職の草野信之先生をお迎えし、「帰依処(きえしょ)ある人生」と題してご法話をいただきました。
先生は、健康やお金、家族などを頼りに生きる私たちに対し、人は決して一人で生きているのではなく、多くの人やご縁に支えられて生きている存在であることをお話しくださいました。また、
「自立とは依存しないことではなく、多くのものに少しずつ依存できるようになること」
という言葉を紹介され、自立の背景にも数多くの支えがあることを示されました。
私たちは自分の力で生きているように思いがちですが、その背景には家族や地域をはじめ、さまざまなご縁の支えがあります。しかし、人間は弱く、思い通りにならない現実や煩悩を抱えて生きています。だからこそ、その弱さを否定するのではなく、ありのままの私を決して見捨てない阿弥陀如来の本願に支えられて生きることが大切であると、親鸞聖人の教えを通してお聞かせいただきました。
永代経は、亡き方々を偲び、その願いを受け継ぎながら仏法を聞き続ける大切な法要です。このたびのご法話を通して、私たちが多くの支えの中で生かされていること、そして阿弥陀如来の本願に支えられて歩む人生について、あらためて考えるご縁をいただきました。
なお、法要終了後には十月に厳修予定の聞信寺記念法要に向けたスタッフ全体会を開催しました。各部門の準備状況や当日の執行体制について確認を行い、法要円成に向けて認識を共有しました。
ご参拝いただきました皆様、ご協力いただきました地区の皆様に心より感謝申し上げます。



